英会話カフェをうまく活用しよう
2015/10/21
英会話カフェとは何か
ここ何年かで各地に増えている英会話カフェ。
英会話カフェという言葉に明確な定義はありません。
おおまかな共通点をあげるとしたら
- 3人〜8人くらいでお菓子を食べたり、お茶を飲んだりしながらチャットする
- 教材などのテキストや、ホワイトボードなどは基本的に使用しない
- ホスト役の外国人がいる
- 明確な時間の区切りがない(途中参加・途中退場が可能)
このような感じでしょうか。
では構えることなく利用できる英会話カフェのメリットとデメリットについてまとめてみましょう。
英会話カフェのメリット
英会話カフェは常に出入り自由なところが多いのでちょっとした空き時間に利用したり、急に時間ができた時なんかでも予約なしで利用できたりします。
カリキュラムなどがないため、ある意味、常に実践モードとも言えるでしょう。また利用価格も一般的な語学スクールに通うのと比較して格安で参加することが可能です。
- ちょっと時間が空いたときなど好きなときに飛び込みで参加できる。
- 議題などに対して準備ができないため、応用力が鍛えられる
- 一般的に利用価格が安い
英会話カフェのデメリット
英会話カフェのテーブルホストは留学生などのアルバイトで、時給で雇われていることが多いです。
そのため、モチベーションや取り組み方もバラバラですし、自分が話さなくても時間に応じて課金されるものの、そこに気を使ってくれなかったりということも当たり前のようにあります。
- テーブルホストは講師ではなく、ほとんどがバイトである
- テーブルホストの人のモチベーションや取り組み方にバラツキがある。
- 教材を使わないので、得るものが少ないときもある。
- 参加者によって経験の質が大きく変わる
- 自分から話そうとしないと、ほとんど話せず終わることもある
- 一言も話さなくてもお金はかかるが、気を使ってくれないホストもいる。
英会話カフェをどうやって利用するか
英会話カフェは場所によって人数や雰囲気、集まる人など、違いがあるので、もし生活圏に複数の英会話カフェがあるのであれば、いろんな場所に通ってみて、自分にあうところを探してみるとよいでしょう。実際に参加してみて、その場の雰囲気や、ホストの人達の傾向(学生が多い?)が自分にあうかを判断してみると良いと思います。
場所によってはウェブなどでホストのスケジュールなども出していたりするので、話しやすいホストを見つけたら、その人の時だけ参加してみたり、時間に融通がきくのであれば、異なる時間に通ってみて、人が集まりすぎない時間帯に利用してみるのも良いと思います。
僕も3ヶ所でトータル10回程度利用したことありますが、満足度に関しては運の要素が強いというか、その時によって全然違います。
ホストがあくびしてて、全然話に入ってこなかったこともありましたし、話が盛り上がってなかなか帰れなくなってしまったこともあります。
また、参加者のおじさんが自分の話ばかりし続けたことや、ホストの女性に対し、彼氏に関する質問をするなど、セクハラまがいの発言ばかりしていた回もありました。(苦笑)
英会話教室ではないので、質を担保することは難しいでしょうが、グループチャットはどんどんテーマが変わっていくので、英会話の応用力を磨くのには適していると思います。
ネイティブの集団に飛び込んでいくのと違い、参加者の大半は日本人なので、自分の英会話能力を試すのにも丁度いいかもしれません。
ただし、話さなくてもお金はかかるので、今日はあんまりだなぁと思ったら、なんらかの理由を言って席を立つなども大事かと思います。
せっかく低価格で利用できる場所が生活圏内にあるのであれば、うまく活用したいですね。