これって和製英語?ネイティブは何て言うの?をまとめました。
2016/06/21
よくある和製英語と正しい英語での言い方
和製英語 | 英語 | 説明 |
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トランプ | Playing cards | トランプは海外では通じません。「Playing cards」と呼び、UNOなどその他のものは「card game」と呼ぶのが一般的です。 |
ホッチキス | Stapler | ホッチキスというのはもともと日本に輸入販売されていた商品の商標名(人名からついた)が普及して一般化した呼び方です。 |
サラリーマン | office worker | 会社員はsalary(給料)を貰う人ってことでわかりやすい気もしますが、考え方自体にも日本らしさを感じる和製英語です。 |
ブラインドタッチ | touch-typing | ワープロが普及した時に拡まった和製英語です。 |
コンセント | socket | コンセントプラグとは日本で独自に拡まった言葉で、英語では「socket」が |
ガソリンスタンド | Gas Station | こちらも和製英語。イギリス英語だとガソリンは「petrol」になりますね。 |
チャック | zipper | チャックは巾着から派生して生まれた和製語で、英語ではZipper(ジッパー)と呼びます。 |
パーカー | hoody | フード付きのものは「hoody」フーディと言います。 |
キーホルダー | key chain | 「Key Chain」(キーチェーン)もしくは「Key ring」(キーリング)と言います。 |
段ボール | cardboard | ダンボール箱はcardboard boxと言います。 |
タレント | celebrity | タレントとは才能という意味で、she has a talent(彼女は才能がある)というような使い方をします。日本でタレントと呼ばれている人はCelebrity(有名人)であることがほとんどです。 |
アイスティー | iced tea | 音的にアイストゥィーと近いため、綴りまで省略されて拡まってしまったもの。 |
バイキング(料理) | buffet | バイキングというのは帝国ホテルで好みで取って食べられるスカンジナビア料理に名付けられた呼び名が拡まったもの。英語でこれにあたるのは「buffet」。フランス語が語源で、立食形式の食事・食卓を意味し、列車内や劇場などの簡易食堂を指す言葉。 |
アパート | apartment | なぜかmentが省略されて普及してしまった言葉。 |
アポイント | appointment | なぜかment省略されて普及してしまった言葉。 |
アルバイト | part-time job | アルバイトは語源がドイツ語のため、英語ではPart-time jobになります。 |
ガードマン | a guard | マンをつけてそれっぽく拡まってしまったのでしょうか。 |
カステラ | sponge cake | カステラの語源はスペインの地方をポルトガル語読みしたものとされていて、通常これらのものはひとまとめに「sponge cake」と呼ばれます。 |
カレーライス | rice curry | 順番が逆のパターン。 |
カンニング | cheating | cunningには「狡猾な」という意味があり、意味としては遠からずな気もしますが、英語では「cheating」が一般的です。ちなみにcheatには浮気という意味もあります。 |
ワンピース | one-piece dress | 「ワンピース」だけだと1枚でできている、つなぎや水着を思い浮かべるのが普通で、日本人のいうワンピースを伝えたい場合は「one-piece dress」というほうが伝わります。 |
クーラー(エアコン) | air conditioner | 「クーラー」というと英語ではアウトドアの保冷庫をイメージされます。 |
タッチパネル | touchscreen | なんでこんな微妙な和製英語を作ってしまったのでしょうか。 |
パーキング | Parking lot | 「parking」だけだと言葉足らずで意味が通じません。 |
アンケート | questionnaire | アンケートはフランス語の「enquete」が語源になっていて英語では「questionnaire」 |
ペットボトル | Plastic bottle | ビニール袋も「plastic bag」という。 |
ノートパソコン | laptop | 「notebook」でも通じますが、ノートブックは文脈によって紙のノートの可能性があるため、「laptop」のほうがより明確に通じる気がします。 |
まとめ
いかがだったでしょうか。
和製英語って、ある意味、発明みたいなところもあって感心してしまうようなものもあるのですが、だからこそ、ネイティブに通じる英語だと思って使ってしまいがちですよね。日本にいる外国人だったら理解してくれるかもしれませんし、特に間違ったからと言って問題があるわけではないので言葉や文化、価値観の違いを楽しみつつ、萎縮しないようにしたいものです。