英語を独学で勉強するなら三つ、語彙力、文法力、音に慣れること
2015/10/26
独学で学べること、学べないこと
英語を独学で勉強したいという人は多いと思います。
しかし当然のことながら一人で会話はできませんので独学で英会話を身につけることは困難です。
もちろん練習しだいでスクリプトに沿った会話を再現できるようにはなれるでしょう。
しかし、それは実際の英会話とは程遠いですし、スクリプトから外れた瞬間に何も言えなくなってしまっては意味がありません。
最終的に英会話を身に付けたいのであれば人と話さなくてはなりません。
では英語を独学で学ぶ時に何ができるのでしょうか。
独学で何ができるかを考えよう
このサイトでは「これだけでペラペラ」とか「たった3ヶ月でペラペラ」とか耳障りのいい嘘は書きません。
語学を学ぶことがそんなに単純なものではないことは、外国人が日本語を話せるようになるまでの時間を考えればわかることです。
そのうえで独学でできることは3つ。
- 単語を覚える
- 文法を学ぶ
- とにかく英語の音に慣れる
僕はこの3つに関しては独学で大きく伸ばすことができる部分だと思っています。
単語を覚える
単語を知っていることは英語を話すうえでかなり有利です。
英語がいくら話せるといっても知らない分野の話で知らない言葉がたくさん出てくると、途端に会話に入れなくなるというのはよくあることです。英語力を高めたいのであれば一般的生活で使用する単語と、自分が関わる(関わりたい)分野の単語をどれだけ知っているかはとても重要です。
僕は暗記などの作業が苦手ですが、音楽の歌詞を覚えることで語彙力を高めました。
ただやみくもに単語を暗記するのは退屈ですが、歌を覚えながらだと楽しめるのでとてもオススメします。
単語の覚え方に関しては語彙力を高める。英単語の覚え方のコツも参考にしてみてください。
文法を学ぶ
もしあなたの目的が英語の文章を書くことでなかったとしても、基本的な文法を理解していることはとても重要です。複雑な文法は必要ありません。まず基本と言われる5文型を完璧にマスターしましょう。
基本さえ身についていれば辞書を使いながらメールなども書けますし、会話のなかで、伝えたいことも伝えやすくなります。
その上で余裕があるのであれば文法の勉強は続けてください。
もし、書類やレポートなどを書く必要があるのであれば、それらのフォーマットに慣れる必要がありますし、優れた文章を書きたいのであれば、優れた文章に沢山ふれる必要もあるかと思います。
英語の音に慣れる
英語の動画をたくさんみてください。
別に聞き取れなくてもいいですし、同じように発音できなくてもいいです。
ここで重要なのは聞き流してるだけで英語を話せるようになることは絶対ないということです。
とにかく音に慣れてください。それだけでいいです。
映画や海外ドラマなんかもオススメですがTEDという世界一流の人たちのプレゼンテーションをみれるサイトはオススメです。
全ての英語学習者に観てほしい。言語にまつわるTEDのスピーチ6選
自分の話してる英語がネイティブの音となんか違う。
この人の英語は少し訛ってるように感じる。
そんな違和感を感じる回数を増やすことが僕は重要だと思っています。
まとめ
一般的に日本人は語彙力と文法理解力は高いと思います。
英会話にはヒアリングの能力と正しく発音する能力が求められるため、英語が話せないという人も多いと思います。
日本人の英会話ができない傾向があるせいか、文法や語彙力を軽視したような教材を見かけますが、本気で英語を身につけたいのであればあまり信用しないほうがいいと思います。
それらの教材は耳障りのいいことを言って、敷居を下げてはいますが、結局のところお茶を濁しているだけのように僕は感じます。
僕は独学の座学よりも対人の実戦形式で学ぶほうが好きですし、会話も得意なほうです。
しかし、だからこそ語彙力や文法理解力の重要性を強く感じます。語彙力と文法理解力があることは英語力の上達の鍵になりますし、必ず役に立ちます。
英語を学ぶうえで僕が大事だと思うことも参考にしてみてください。
英語上達のために気にすべき、シンプルだけど大事な3つのこと。