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英語のスラングとは何か、正しく理解しよう

      2016/07/14

スラングを使って、英語が話せる気になってませんか?

映画や音楽などを聞いているとスラングはよく出てきますよね。

fuck
shit
hell
motherfucker
bitch

それぞれ程度の違いはありますが、よく使われるのだとこの辺りでしょうか。

ちょっと外国に行って帰ってきた若い子がこれらの言葉を軽々しく言ったり、英語がそれほど話せるわけでもないのにスラングだけ使いたがる人はいますが、正直止めたほうがいいです。
危ないという理由ではなく、恥ずかしいからというのと、誤解を恐れずに言えば、バカ丸出しなんですよね。
常識的な人達であれば、間違いなくヒイて、距離をとるでしょうし、相手にしてくれる人も内心バカにしてるかもしれません。

ネイティブの中ではこれらの言葉は公共の場で使う言葉ではないという共通認識というか常識が前提としてあります。
他人にどう見られるか気にしない根っから口が悪い人(口だけではないかもしれない)と、普通の人がついつい言ってしまう、もしくは状況をみて使っているんですね。

前者の場合は、何もいう事はありませんが、そもそもこのブログの読者で本気で英語を身につけようとしている人の中にそのような属性の方がいるとは思えません。
いたとしても1%にも満たないでしょうし、言っても意味がないので先に進みます。

スラングの使い所

では、普通の人がこれらのワードを使う時がどんな時かというと、なんかしくじってしまってボソッと「oh,shit…」と呟く。よくあることですね。人に聞かせるわけではなく自分に対して、もしくは状況に対して自然とこぼれ出てしまう感情を伴った言葉だといっていいでしょう。周りに人がいて慌てて「excuse me」と謝ったり、気まずい思いをするところまで含めてのスラングだと思います。

仲のいい友人と二人で車の中で会話しているような時であれば、からかわれたりした時に「fuck yourself!」と言ったり、やらかしたことを責めるときに、「You fucked up!」と言うことはありえますが、それが公共の場所であれば、たとえ口にでそうになってもやめる。

そんな感覚的な部分も含めてスラングであり、スラングが自然と出てしまう、もしくはスラングを使うところだと思える瞬間に出会えるほど英語を自然に話せるレベルになるまではスラングは使わないようにするのがいいと思います。

まとめ

スラングは危険なので、公共の場で使わないようにしようと言われたりしますが、この「危険」の意味は、実際に危ない目にあう危険ではなく、あなたの人としての評価を著しく下げる可能性のある「危険」だと思った方が良いでしょう。スラングを使って英語を話せるように振舞ってはいるけど、他の人が見たときに滑稽に見える。
言葉や文化を理解するためにスラングに興味を持つのはとてもいいことだと思いますが、軽はずみに使うのは止めたほうがいいです。
上っ面だけの英語ではなく、文化や常識も踏まえて英語を話せるようになりたいものです。

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