英語を話すための最初のステップは萎縮しないこと
2015/10/20
僕は10代の時にニューヨークの郊外に1年間留学していた経験があるのですが、ニューヨークに着いた時、僕は全く英語を話せませんでした。
その時に自分がダメだった点、意識してでも直したほうがよかったと思う部分について今日は書いてみたいと思います。
外国人と向き合うと緊張してしまう
僕がニューヨークについてすぐの頃は、外国人に話しかけられただけで身構えてしまい、相手と自然に向き合うことができませんでした。
今考えると何をビビってたんだと感じますが、特に英語に苦手意識がある人は、話しかけられただけでアガってしまう人もいるのではないでしょうか?
もし相手が日本人で、同じ内容を日本語で話しかけられた時のことを想像して、そのリアクションに差があるとすれば、それは英語に対して、もしくは外国人にたいして過度な苦手意識を持っていることが原因です。
そんな時は、相手もただの人間であることを確認してください。
ビビることはありません。そこには優劣もありません。
ただ、少し機能や設計が違うだけです。
家電でも車でも、メーカーが違えば少しづつ操作方法が違う。
それくらいの違いです。
これまで外国人とコミュニケーションするための英語というツールを使ってこなかっただけです。
使ってこなかったから使えないだけです。
今は不慣れなだけで、慣れれば普通に話せるようになる、それくらいの感覚で相手と向き合ってしまってもいいかもしれません。
声が小さくなってしまう
英語になると、日本語で話している時よりも静かになってしまう人は少なくありません。
これは発音や文法に対する自信のなさからそうなってしまうのでしょう。気持ちはよくわかります。
しかし、移民たちによって作られ、異文化が交わることで発展してきたアメリカのような国では、単語や発音が間違っていようが、文法がむちゃくちゃであろうが、自分の意思や意見を主張することが大事になってきます。そして声が小さいことで強く主張していないように取られたり、主張する内容自体に自信がないのだと誤解されてしまうこともあります。
大声を張り上げる必要はありませんが、発音に自信がなくても堂々と聞き取りやすいように話しましょう。
間違えるのが怖くて言葉が出てこない
日本人は間違えることを極度に恐れ、最初から正しく話そうとする人が多い気がします。
そしてこういう人たちは、決まって英語が上達するスピードが遅いです。
もちろん間違えるのが嫌で猛勉強するタイプもいないことはないですが、僕は英語は間違えれば間違えただけ上達するものだと思っています。
うまく説明する自信がないなら
I don’t know what to sayなどと言ってから単語を並び立てるだけでもいいです。
そうすると、相手がこういう意味?と例文を出してくれ、そういう風に言えば伝わるのか。と思うことも多いでしょう。
どんどん間違えてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
英語を話す時に萎縮してしまっては学習効率が悪くなります。
このタガが外れると一気に上達するスピードが高まるはずなので、初学者の方、英語に苦手意識を持っている人にはぜひ意識してもらいたい部分です。