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TEDで英語学習。言語にまつわるのスピーチ6選

      2016/03/29

言語にまつわるTEDスピーチ

TEDという動画サイトをご存知でしょうか。
TEDとは(Technology Entertainment Design)の頭文字をとったもので、様々な業界の一線で活躍する人たちの講演するカンファレンスを運営する非営利団体です。
講演の動画は公式サイトやYoutubeでも公開されていて、知的好奇心の高い人だけでなく、プレゼンテーションや英語を学ぶ人達にとっても優れた教材として利用されています。

今回はそんなTEDの一流のプレゼンテーションの中から英語、そして言語にまつわる6つのプレゼンテーションを紹介したいと思います。
どれも英語を学ぶための教材としてだけではなく、語学学習そのものについて考えるきっかけになる素晴らしいものです。

正しい言葉とは何か?

スペルミスや発音のミス、文法のミスなど、英語を学習していると間違いには悩ませられると思います。
しかし、正しい言葉とは一体なんでしょうか?

英語の三通りの話し方

ジャミーラ・リスコットは使う場面によって言葉を変えてるといい、それらはどれも正しく、どれも間違ってないと言います。

アン・カーザン: 言葉が「本物」になる条件

言語学者であり辞書などの言葉の選定にも携わっているアン・カーザンは言葉は常に変化していると言います。

ジル・シャーガー: どうか皆さんお願いします  “awesome”に本来のawe(畏敬)の意味を取り戻しましょう

コメディアンのジル・ジャーガーは、言葉が本来の意味を無視して気安く使われていることをユーモアたっぷりに話します。

エリン・マッキーン: さあ、新しい言葉を作りだそう!

辞書編纂者のエリン・マッキーンは新しい言葉を作ってしまえばいいといいます。

言語習得について

デブ・ロイ「初めて言えた時」

子供の成長過程を録画した大量のデータを元にした、研究スピーチです。
ビッグデータを解析することで、人が言語を覚える過程やメカニズムが今後どんどん明らかになっていくかもしれません。

パトリシア・クール 「赤ちゃんは語学の天才」

幼児を対象にした言語習得プロセスの研究についてのスピーチです。
これを見ると「子供が言葉を覚えるように」っていう広告手法が改めて都合の良い解釈として使用されているように思えてなりません。

まとめ

いかがだったでしょうか?
英語という言語そのものに言及したものや、言語習得の過程や可能性についての研究まで、とても興味深いスピーチばかりです。

日本人は正しい英語を話そうという脅迫観念に陥ってうまく話せないという人が多い気がします。
それは英語コンプレックスのせいかもしれませんし、点数ばかり追い求める教育の結果、そうなってしまったのかもしれません。
しかし、多くの他の言語と同様に言葉は生き物であり、英語もまたコミュニケーションのためのツールの一つでしかありません。
言葉は生まれ、消えていきます。その中で、いかに他者とうまくコミュニケーションを図るか。

そんなことをこれらのスピーチは教えてくれているような気がします。

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