海外ドラマで英語を勉強するメリットとその方法
2015/11/03
人気の海外ドラマで楽しみながら英語を勉強しませんか?
僕が英語を勉強する時に、元々は映画や音楽で学ぶことが多かったのですが、数年前からは海外ドラマも英語学習に活用しています。
海外ドラマが英語学習に向いている訳
見たことある人にとっては当然かもしれませんが、一般的に海外ドラマは長編シリーズであり、大抵エピソードという1時間のドラマが10話程度で一つの区切りとなってシーズンとなっていることが多いです。
ドラマの人気にもよるのかもしれませんが、大抵5シーズンとかありますので、おおまかにいってもトータルで50時間くらいはある訳ですね。
そんな海外ドラマがなぜ英語学習に向いているのか、その理由を一つづつ見ていきましょう。
言葉のニュアンスを学ぶのに適している
海外ドラマを通常の2時間の映画と比べた時にどのような違いが出るかというと、登場人物の描き方の深さが全然変わってきます。
例えば、とても苦労した上で何かを成し遂げ、セリフを言うシーンがあったとしましょう。
もしそのセリフが一緒だったとしても、3分でまとめられた苦労と、1時間みっちり苦労した場面を見せられた後ではセリフの感じ方が違うはずです。
もちろん極端な例ではありますが、それだけ個人の内面を描きやすいというわけですね。物語の背景や心の内面が深く描かれた上で出てくる言葉というのはとても深みを増します。
そんな言葉のニュアンスを学ぶのに海外ドラマは適してると思っています。
日常会話と変化のつけ方がわかる
トータルの時間が長いということは、登場人物の生活のパターンや性格や口癖などが出てきたりします。
同じライフサイクルの中の普段からの言い回しや、どのようにアレンジするのかなども含めた理解に繋がる部分も多いと思います。
業界や世界が特化している
海外ドラマの場合、家庭、学園、警察、病院、法廷、マフィア、プリズンなどなど業界や舞台となる世界が特化しているものがほとんどです。
日常の会話では使わないような言葉が出てくることも少なくはないですが、裏を返せば業界に特化した語彙や言い回しを学ぶチャンスとも言えます。
弁護士や裁判官を目指している人であれば法廷モノなんかを見れば仕事に関わる単語が学べたりするだけでなく日米の制度の違いなんかも学ぶことができるので一石二鳥と言えるのではないでしょうか?
僕が海外ドラマで英語を勉強する時の方法
以前、海外ドラマを見ていた時は、字幕ありにするか、なしにするか、日本語字幕にするか、英語字幕にするか。そんな感じでいつも迷ってました。
しかし最終的には今の複数回見る形で落ち着きました。
1度目は日本語字幕ありで見る
1度目は日本語字幕ありで観ます。
これはもう正直言って、最大限ストーリーを楽しみたいからですね。
ジャンルによっては字幕いらないものもありますが、さきほど言及したように、舞台が特化していることが多い為、知らない単語が出てくることが結構あるんですよね。
ですので日本語字幕ありで楽しみつつも、引っかかるところは覚えておきます。
2度目は英語字幕ありで見る
1度目でストーリーは把握しているのでなるべく字幕を追うように観ていきます。
聞いたことのなかった単語の綴りをチェックしたり、メモったりと必要に応じて一時停止もします。
3度目見る場合は字幕なしで引っかかった部分を見る
3度目は字幕なしで観て、ひっかかった部分だけ見直します。
どういうシチュエーションでその言葉が出てきたか、フォーマルな場かそれともインフォーマルな場か。
どのような感情を持って放たれた言葉なのか。
メモした単語リストを見直す
映画を見ていてメモした単語は辞書で調べ、単語カードにします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あくまで僕の学習法ですが、参考にしていただければ幸いです。
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